- 2011-03-18 (金) 17:06
- 業務記録
管財税務というわけではありませんが、破産申立前の案件についてのチェックを行いました。
依頼者は、これから破産を申し立てようとする弁護士。
「粉飾があるようだ」との話なので、3年分の決算書を横並びにして比較します。
で、該当しそうな取引先が見つかり、「この会社は?」と聞くと、関連会社であるとのこと。
というわけで、この会社との取引経緯やら詳細を聞いてみることにしました。
さてどうなることやら。
【その後】
残念ながら還付は困難の見込。
粉飾があることについては固いものの、どうも滞納の国税がかなりある模様。
あー残念無念。
【更にその後】
先日の破産申立前の案件でチェックしていた件、残念な結果にはなったものの、
申立代理人の弁護士の好意により、粉飾の存在について私が作成したレポートを申立書に添付する方向で進めてくれることに。
申立の際「破産に至る経緯」を記すに際し、粉飾決算の存在については充分に確認・検討するのが大切なので、それに対して使えると判断してくださった模様。ありがたや~。
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