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2011-06

「管財人口座の名義」と「税務申告書の名義」

破産管財人の口座は
・破産者 株式会社XX 破産管財人 弁護士 甲山乙男
となりますが、

法人税や消費税の申告書に記載する納税者欄には
・法人名: 株式会社××
・代表者: 破産管財人 弁護士 甲山乙男
と記しています。

ここで納税者としての「法人名+代表者」の記載が
破産管財人口座の名義と微妙に異なる(「破産者」という記載の有無)ことにより、
還付申告を行った際、還付金の振込口座エラーとなったことがあります。

そもそも法人税や消費税の(所得税もそうですが)申告書においては
還付税額の振込先を記載する欄には
・金融機関名+支店名
・預金種別
・口座番号
しか記入する箇所が無く、
・口座名義人の内容
を記載する箇所はありません。

ま、本人名義の口座にしか還付しませんよという趣旨からのものですが、
これでは管財業務においては上記のようなエラーの原因となり、困ったことになることがあります。


で、これの解決方法としてどうすればいいかということですが…。

異動届を税務署に提出し、納税者名を
「株式会社××」から「破産者 株式会社××」へ変更すれば、
税務署の法人データが訂正されることになるので、口座名誤りを防ぐにはいいのではないかと考えました。

が、そもそも、破産法人の法人名が破産手続開始により
「株式会社××」から「破産者 株式会社××」へ変わるのかというとそうではありません。
謄本を挙げても法人名は従前のままです。
だとするといまひとつしっくりとは来ません。


今のところ、還付申告書を提出する際は、添え状か何かを用意し、
「口座名義人の頭に「破産者」が付くから間違えないようにね」
という旨を念押しする方法にせざるを得ないのではないか、と思っています。

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