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事務所運営上、通帳はいくつ用意するのがいいか?

  • 2011-10-18 (火) 20:26

法律事務所を運営するにあたり、売上とか経費とかを扱う口座については、通帳を別々にしたほうがいいのでしょうか?
(預り口座とか、管財人口座とか、弁護士本人の収支に関係しない部分は当然別々にしているのですが)



実際のところ色々です。
 ・一冊にまとめているケース
 ・売上入金用、経費支払用、税金支払用などに分けるケース
があります。

で、どれがいいですか?と言われると、正直どれでもいいのですが、
弁護士本人が、通帳の扱いとか入出金について、どこまで管理・把握するかによって変わってくるでしょう。
口座を複数持つと管理がそれだけ手間がかかるという面もありますので、弁護士本人にとってのメリットとデメリットを比較して決めることになります。


支払作業は従業員に任せるが、従業員に多額の金額をハンドルさせるのはリスクがあると考えるのであれば
 ・経費支払用の口座を作り、そこに弁護士が売上用口座から振替し、従業員に支払作業をさせる。
 ・経費支払用口座にはそれほど残高を残さない。
とすると気分的に安心かと思います。

このやり方ですと、
 ・毎月の支払トータルを把握し、それを少し超えるくらいの金額を振替るようにすると、弁護士としても「だいたい事務所運営にこれくらいかかるのか」というイメージが掴みやすい。
てな感じのメリットもあるかと思います。


口座を複数持つ場合には、同一金融機関同一支店で開設することになるでしょうから、金融機関への事前確認が必要です。
金融機関は、同一支店で複数口座を持つことにネガティブな反応を持つケースが多いので。

複数口座を持つ場合には、名義を微妙に変えるケースもあります。
 ・売上用:「弁護士 甲山乙男」
 ・経費支払用:「甲山乙男法律事務所 甲山乙男」
 ・税金支払用(納税準備預金だったりします):「甲山乙男」


私の経験で一番面白いのは、通帳そのものを預っていたケースです。
多忙な弁護士で、かつ事務員なし。
入金確認と振込作業はネットバンキング、引出しはカードで行う。なので普段は全く通帳を使わない。
「通帳コピーしといてください」と頼んでも、記帳に行く時間が無い。
事務所の近くに記帳できるATMが無い。
ということで紆余曲折の末
「通帳そのものを渡しておきますから、適宜記帳しておいてくださいな」と頼まれておりました。
 

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