- 2016-09-06 (火) 19:51
◆実費から源泉を引かれることの根拠については、ここの頁をご参照ください。
当サイトからの転載です。 実費相当額に源泉をされるのは正しいのか?
◆ところで、実費を差し引かれて入金されたときの経理処理方法、つまりどう仕訳を切るのという話については、コレといった正解はありません。
仕訳でいうと、まず入金時に
預金 / 立替実費
報酬源泉
という謎仕訳が生ずることになるのですが、これはこれで致し方ないのかなあ、という感覚です。
で、決算の際には、見栄えを良くするために、以下の仕訳を追加することもあります。
立替実費 / 売上高
ただ、こうしますと、消費税の課税売上高として認識してしまうことになりますので、それはあまりよろしくないと思います。
したがってこの上記仕訳における売上高は、源泉を差引いて入金された相手先のものではなく、それ以外の(一般顧客の)ものから相殺するという理解にすると、書類の収まりがよいのかな、と考えています。
ですが、それが正しいのかというと、これまた悩ましいところです。